- 自分が登録しているネットワークビジネスの会社は何位なの?
- 他のネットワークビジネスの会社と比較したい
- ネットワークビジネスの企業って売上高どれくらいあるの?
そんな方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
ネットワークビジネスの会社を選ぶにあたって、売上高は無視できないものになります。
現在、ネットワークビジネスをすでに始めていても、他の会社の情報を得ることは非常に価値があります。
ネットワークビジネスの企業は、設立から10年以内に99%倒産してしまうため、せっかく作った権利的な収入も倒産していえば失うことになります。
倒産リスクを考えると、できるだけ売上高の高い会社を選ぶことで比較的安心して参入できるのではないでしょうか。
- 2018年ネットワークビジネスで脱サラ
- ネットワークビジネスの説明会に40社近く参加
- 年間で150名以上のネットワークビジネスの会員から話を聞いている
今回の記事では、ネットワークビジネス企業の売上高TOP20をランキング形式で発表し、上位3社の特徴についてまとめます。
副業としてネットワークビジネスに興味がある方や、ネットワークビジネスをやっている方はぜひ参考にしてください。
ネットワークビジネスとは?
ネットワークビジネスとは、マルチレベルマーケティング(MLM)やマルチ商法とも呼ばれるビジネスモデルです。
ネットワークビジネスは、主に口コミのみでネットワークを形成する仕組みで、紹介や商品販売の対価として報酬が得られるようになっているのです。
現在では、日本にはネットワークビジネスの会社が500社以上あるといわれています。
ネットワークビジネスの売上高ランキングTOP30
2019年4月~2020年3月までの間に迎えた決算期を対象に、以下のランキングが「月刊ネットワークビジネス」にて掲載されました。
2021年6月現在の最新の情報です。どんな会社がランクインしているのか見てみよう!
順位 | 会社名 | 主力製品 | 売上高 |
---|---|---|---|
1 | 日本アムウェイ | 栄養補助食品 | 989億500万円 |
2 | 三基商事 | 栄養補助食品 | 550億円 |
3 | フォーデイズ | 栄養補助食品 | 336億3700万円 |
4 | ノエビア | 化粧品 | 311億4800万円 |
5 | ニュースキンジャパン | 栄養補助食品 | 300億円 |
6 | アシュラン | 化粧品 | 211億円 |
7 | ベルセレージュ本社 | 化粧品 | 209億4700万円 |
8 | フォーエバーリビングプロダクツジャパン | 栄養補助食品 | 195億6200万円 |
9 | シャルレ | 下着 | 165億1000万円 |
10 | モデーアジャパン | 栄養補助食品 | 150億円 |
11 | ナチュラリープラス | 栄養補助食品 | 125億円 |
12 | モリンダジャパン | 栄養補助食品 | 120億円 |
13 | 日本シャクリー | 栄養補助食品 | 100億7700万円 |
14 | 高陽社 | 栄養補助食品 | 95億円 |
15 | ドテラ・ジャパン | エッセンシャルオイル | 89億6000万円 |
16 | セプテムプロダクツ | 化粧品 | 85億円 |
17 | タッパーウェアブランズ・ジャパン | 台所用品 | 80億円 |
17 | シャンデール | 下着 | 80億円 |
19 | 赤塚 | 栄養補助食品 | 78億円 |
20 | グラントイーワンズ | 下着 | 77億円 |
21 | イオン化粧品 | 化粧品 | 70億円 |
22 | 日健総本社 | 栄養補助食品 | 64億円 |
23 | ロイヤル化粧品 | 化粧品 | 63億円 |
24 | ニナファームジャポン | 栄養補助食品 | 60億4000万円 |
25 | サンクスアイ | 栄養補助食品 | 60億円 |
26 | アライヴン | 寝装品 | 57憶円 |
27 | ザ マイラ | 化粧品 | 52億円 |
28 | サミットインターナショナル | 下着 | 50億円 |
29 | YOSA(バイオクイーン) | 美容機器 | 48億5400万円 |
30 | TIENS JAPAN | 化粧品 | 48億円 |
(「月間ネットワークビジネス」2020年度3月号より)
売上高ランキングTOP3の企業情報
1位アムウェイ
1959年に設立され、本社はアメリカ合衆国ミシガン州にあり、現在は世界100以上の国で展開しています。
日本では1979年に日本アムウェイ合同会社としてスタートさせました。
アムウェイは、企画・製造・販売までをすべて自社でおこなっています。
健康補助食品(サプリメント)や化粧品をはじめ、化粧品や食品、洗剤などの日用品全般を扱っており、鍋や浄水器を含め生活に必要な商品が幅広く揃っています。
主力商品は、サプリメント「ニュートリライト」シリーズや、スキンケア「アーティストリー」シリーズで、どちらも世界売上TOP10に入った人気商品です。
2位三基商事
1966年に大阪で設立された会社で、主に栄養補助食品を扱っています。
主力製品である「ミキプルーン」は、中井貴一さん出演のテレビCMも話題となり、高い認知度を誇ります。
1972年に抗酸化作用があるプルーンを加工した「ミキプルーン」の販売をスタートさせ、現在はメイクやスキンケア・ヘアケアも製造・販売をおこなっています。
カルフォルニア産の乾燥プルーンのエキスに、ビタミンやミネラルを配合した栄養補助食品で、生活習慣病の予防や毎日の健康をサポートすることをテーマとしています。
3位フォーデイズ
1997年にフォーデイズ株式会社として設立され、本社は東京都にあります。
フォーデイズは、健康補助食品(サプリメント)や化粧品・ヘア&ボディケアを中心に扱っています。
老化や病気の促進を防ぐ核酸を配合した「核酸サプリメント」や、ヒト幹細胞培養液が配合したスキンケアブランド「ムーサ」など、主にアンチエイジング向けの商品を販売しています。
事業別の業績では、「健康食品事業」の売上高は前期比6.3%減の261億7300万円。
主力製品の核酸ドリンク「ナチュラルDNコラーゲン」が発売から20周年を迎え、累計販売本数が6000万本を突破
売上高ランキングから見たポイント
ネットワークビジネスの売上高ランキングを見ると、「栄養補助食品」「化粧品」を取り扱っている会社が多くの割合を占めています。
ランキング30位の企業でも48億円の売上高を誇っており、ネットワークビジネスの市場の大きさが伺えます。
ランキングの上位に大きな変化はありませんが、時代の変化に伴ってネットワークビジネスの商材も、さまざまなバリエーションを見せています。
2000年以降は、格安SIMや共済、FXや株式投資、暗号資産(仮想通貨)などを扱う会社も多くなっていますが、売り上げ100位以上にはランクインしていません。
売上高が低い会社は、10年以内に99%倒産すると言われるネットワークビジネス業界において、倒産リスクが高くなるので注意が必要です。
いろいろな製品を扱うネットワークビジネスの会社は今後も登場すると考えられますが、「栄養補助食品」「化粧品」を扱う会社の売上高が高くなる業界であることは間違いありません。
まとめ
今回は、ネットワークビジネスの売上高ランキングをご紹介しました。
TOP3は、「アムウェイ」「三基商事」「フォーデイズ」の3社となっています。
上位30社の会社だけ見ても、ほとんどが日用品を扱った会社であることがわかりました。
ただし、売上高だけで会社の良し悪しは判断できるものではありません。
資本金や経営年数など、考慮すべき情報も多くあります。
売上高ランキングをもとに、製品や会社について知るきっかけにはなったのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。